血中濃度・半減期|持続時間はどのくらい?

 

まずはタケプロン服用後の血中濃度の最大時間半減期を見ていきましょう。

 

食前の血中濃度最大時間

タケプロン 15mg

タケプロン 30mg

1.4~3.0時間

1.8~2.6時間

 

食後の血中濃度最大時間

30mg

2.7~4.3時間

 

半減期(食前服用時)

タケプロン 15mg

タケプロン 30mg

1.7~5.3時間

2.3~5.0時間

 

↑の数字を見てもわかる通り、タケプロンの「食前服用」と「食後服用」では血中濃度最大時間が大きく違います。このことと直接は関係ありませんが、一般的にタケプロンは食前に飲んだ方が良いと言われているので、下記の記事を参考にしてください。

 

>>タケプロンは食前と食後のどちらに服用?

 

また、血中濃度最大時間や半減期はかなり個人差があることも見て取れます。

 

発現時間・持続時間はどうなの?

 

一般的に、医薬品は「血中濃度」が高くなればなるほど効果が高くなる傾向があります。しかし、タケプロンの場合は血中濃度と効果には相関関係はありません。

 

まず効果発現時間についてでですが、投与開始から2~3日後に胃内phが上昇してきて、安定するのに4~5日かかるとされています。そのため、服用してすぐに効果が出るものではなく、1週間弱程度でようやく効果を実感しはじめることになります。

 

また持続時間についても同様です。タケプロンのプロトンポンプ阻害作用は「非可逆阻害」と言われるもので、いったん抑え込んだプロトンポンプは、新しく置き換わるまで作用しなくなるからです。 →プロトンポンプとは?

 

そのため、持続時間についてはプロトンポンプの半減期のほうが重要です。プロトンポンプは3~4日程度で半分が置き換わるため、タケプロンの持続時間は3~4日程度は続くと考えられています。

 

つまり、服用をやめて血中濃度がなくなったとしても、阻害されたプロトンポンプは残るため、新しく置き換わるまで数日は効果が持続することになります。

 

用事がある場合

 

朝食前に飲むパターンだと、飲み忘れはあまりありませんが、夕食前に関しては注意が必要です。というのも、用事があって出かけたり、旅行などで泊まり込みで外出した際、どうしても夕食前に飲むのを忘れてしまいやすいからです。そういった場合は、外出時のみ朝食前に飲む形に変更してみるのも手です。そうすれば、出かける前にタケプロンを服用し、夜飲まなくても良い形にできます。医師に夕食後飲むよう指定されたときは、朝に変更してもよいか相談してみましょう。もしNGの場合は、常に持ち歩いて飲み忘れの内容に注意しましょう。

 

朝夕2回に分けて飲んでいる場合は、持ち歩くのを忘れないように気をつけましょう。